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【3月ゼミ】第2回防災講座を行いました

皆さんこんにちは、久遠塾の柴澤です。
北海道白糠町は春が近づいているようだと思いますが(まだ最低気温が氷点下になってます)、皆さんが住んでいる地域は春が近づいている、もしくはもう春になっているのでしょうか?

さて、久遠塾は3月18日(月)に『第2回防災講座』を行いました。前回から1年ぶりの開催で、今回も町民参加ありの講座でした。
前回はこちらの記事 ↓

今回のテーマは「避難所設営体験」。
もし白糠町で地震・津波などの災害が発生し避難所生活になってしまった場合、少しでも避難所生活で快適に過ごすことを学ぶために企画しました。
内容は、学校の玄関から3階の介護研修室まで備蓄品を運搬し、実際に組み立てて体験しました。

講師は、白糠町役場企画総務部地域防災課の職員の皆様にお願いしました。
まず最初に、白糠高校の体育館が避難所になった場合のレイアウト図や段ボールパーテーション・段ボールベッドの作り方を説明してもらいました。

最初は座学で…。

説明を受けた後、2グループに分かれ、生徒と町民の皆さんと一緒に、講師から指示を受けながら組立・使用をしてみました。

1つ目は「段ボールパーテーション」。

段ボールパーテーションの組立
パーテーションを作る時に少し大きめのクリップで付けます。

2つ目は「段ボールベッド」。

土台用の段ボールを組み立てます。
先に建てておいたパーテーションの中に、段ボールベッドの土台を置きます。
土台の上に薄い段ボールを敷けば完成。
実際に寝ると崩れることなく安心して寝られます。
寝られることに感動。

最後に「避難用テント」。

塾長が出しているものがこれから組み立てようとする避難用テント。
組立手順シートがついています。これを見て組み立てていきます。
これは結構大きいので1人で組み立てるのは大変なので複数人必要です。
よくキャンプをしている方はわかると思いますが、
テントを支える柱「ポール」をつけていきます。
ポールをつけたらこのようにテントが建ちます。
仕上げとして屋根にカバーを付けて避難用テントが完成。
カバーをつけることによってプライバシーや医療用にも使うことができます。

以下は、参加者の皆様からご感想をいただきました。

実際に段ボールで避難所を作った時、こんな風にやるんだと思いました。災害が起きた石川県でもそのようなものを作ってるんだと感じました。

白糠高校生徒から

今日の体験は非常に 役に立ちました。実際に手に触れたし、高校生とも話が出来ました。

白糠町民から

ご参加いただきありがとうございました。
今回は体験型の講座を行い、実際に災害が発生し避難所生活になった場合でも、1度体験すれば少しでもスムーズに動けるようになれれば良いと思っています。
また、もう1つの目的は「町民と高校生と一緒に学ぶ機会を設ける」ことでした。この光景を実現したかったこともあります。久遠塾は「生徒と地域社会を繋ぐ学びの場を提供する」ことを意識しゼミを開催しています。

今後の防災講座について、最低でも年1回、もしくは年2回を目標に実施したいと思います。次回の防災講座を開催することになりましたら、お知らせいたします。

最後に、講師役としてご協力頂いた白糠町役場企画総務部地域防災課、白糠町教育委員会、白糠高校の教職員の皆様に感謝です。ありがとうございました。
(柴澤 大夢)

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